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三茶で「サンタプロジェクト」 プレゼント贈るためサンタ姿で街を練り歩く

歌いながら茶沢通りを練り歩く

歌いながら茶沢通りを練り歩く

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 チャリティーイベント「三茶にサンタがやってくる2024」が12月8日、三軒茶屋駅周辺で開催される。

列車内から手を振るサンタ姿の参加者たち

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 コロナ禍で世田谷の生活困窮家庭の子どもたちにクリスマスプレゼントが届かない状況を憂慮し、地域のケアマネージャー、喫茶店店主、NPO職員、大学職員、学生などの有志から成る実行委員会が2020年に立ち上げた「せたがやサンタプロジェクト」の一環。

 今年で5回目。サンタクロース姿の参加者が三軒茶屋周辺を練り歩いたり、世田谷線の貸し切り列車から手を振ったりしながら、プレゼント代の寄付を呼びかける。 駅前のイベントスペース「八角堂」(太子堂4)では、昭和女子大学の学生が中心となり、地域の子どもたちに街の魅力を知ってもらうためのスタンプラリーも行う。

 寄付金は困窮家庭に食材を配布する「せたがやフードパントリー」を通じて、図書カードに換えて子どもたちに贈る。

 実行委員会の鈴木佑輔さんは「子どもたちへの支援をきっかけに、いろいろな人と一緒に活動できるのがうれしい。『サンタやろうよ!』を合言葉に、イベントに関わる人が一人でも増えるのを楽しみにしている」と呼びかける。

 開催時間は13時~16時。サンタクロース姿で練り歩く人は参加費2,000円。定員は70人。事前申し込みが必要。プレゼント代の寄付は12月20日まで募集している。いずれも同プロジェクトのウェブサイトで受け付ける。

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