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世田谷の「セタオーレーベル」、福祉施設「ハーモニー」と楽曲を制作

収録の様子

収録の様子

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 福祉とクリエーターを掛け合わせた音楽プロジェクト「セタオーレーベル」(世田谷区代沢1)が1月31日、新作「season3」を配信リリースした。

福祉施設「ハーモニー」制作の「超・幻聴妄想かるた」

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 世田谷発の持続的なビジネス・カルチャーを生み出すために世田谷区が実施する「SETAGAYA PORT」プロジェクトの一環。同レーベルは、「音楽を通じて福祉の新たな価値観を生み出すこと」を目的に2022年に発足。世田谷区内の福祉施設で集音した音を基に、アーティストが楽曲を制作する。

 今回は、福祉施設「ハーモニー」(世田谷3)の利用者が体験した幻聴や妄想を基に作った「超・幻聴妄想かるた」の字札をモチーフに、かるたを読み上げる声、利用者が弾くギターやベースの音、施設で営むリサイクルショップの開店作業の音、ミーティングのあいさつ、換気扇の音など、64個の声や音を集め、8曲を制作した。収録タイトルは「Natural」「目を瞑(つむ)れば」「再会の幻」「yurari」「宴(うたげ)は終わりました」「otsuge」「kind&who」「ころあい」。

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