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池尻に「ホームワークヴィレッジ」 飲食や物販など産業区画は7月開業

旧池尻中の校舎や校庭を活用。左の校舎1階に飲食や物販の店がオープンする

旧池尻中の校舎や校庭を活用。左の校舎1階に飲食や物販の店がオープンする

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 複合施設「HOME/WORK VILLADE(ホームワークヴィレッジ)」(世田谷区池尻2)が4月16日、オープンした。運営は「方方(ほうぼう)」(太子堂1)

保坂展人世田谷区長らによるテープカット

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 2004(平成16)年に廃校となった池尻中学校の3階建て校舎、体育館、校庭を、商業施設、教育・文化施設、オフィスなどに活用する。「働く」「遊ぶ」「学ぶ」などの機能を集めた施設として、「世田谷が一つの村のように緩やかにつながり、さまざまな活動が多発し活性化していくこと」を目指す。

 校舎棟1階は、飲食や物販、シェアキッチン、配信スタジオなど、さまざまなサービスを提供する産業区画として7月24日にグランドオープンする。

 2階は、コワーキングスペースと子ども向けのクリエーティブラーニングスクール、3階はスモールオフィスの区画。体育館棟は、体育館をはじめ、ブックラウンジやスポーツコミュニティーを育むスタジオを整備する。屋上は、会員制のルーフトップファームを設ける。

 オープニングセレモニーに出席した、保坂展人世田谷区長は「この施設が世田谷区の新たな産業活性化、ものづくりの拠点となることを願っている」と話す。

 同場所に、池尻中の廃校後から2022年5月まであった施設「世田谷ものづくり学校」に携わり、商店会を立ち上げ、「世田谷パン祭り」を運営するなど、多方面で地域活性を行う「方方」の間中伸也社長は「20年間の私の活動はこの場所から端を発していた。本プロジェクトで街に恩返しをしたい。皆さんと一緒に作り上げていくことに価値がある場所」と話す。

 開館時間は11時~18時。

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