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駒沢大学駅、全長90メートルのサイネージで情報発信強化

点灯式の様子

点灯式の様子

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 田園都市線「駒沢大学駅」(世田谷区上馬4)が4月13日、駅構内デジタルサイネージ「GUG PLATF ORM」の運用を始めた。

「駒沢大学駅リニューアル工事竣工式」テープカットの様子

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 開業後45年以上たつ田園都市線地下区間(池尻大橋駅、三軒茶屋駅、駒沢大学駅、桜新町駅、用賀駅)のリニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」の第1弾として、同駅が2021年7月から駅設備やトイレなどのリニューアル工事を行い、3月31日に完成した。

 サイネージは、ホームからコンコースまで連動し、改札外通路の「CORRIDOR VISION」、改札内階段正面の「STEPS VISION」、ホーム階の「RAIL VISION」で構成する。

 鉄道運行情報や広告のほか、駒沢オリンピック公園や周辺の街並みから着想を得た約130種類のアニメーションを組み合わせ、駒沢大学駅周辺の天気や季節の変化に合わせてイラストや色調、時間帯によってメッセージが変化するオリジナルコンテンツを投映する。

 「RAIL VISION」は、上下線ホームの天井から下がり壁に設置した全長約90メートルのサイネージで、駅周辺の環境と連動したオリジナルコンテンツを投映するのは全国の駅では初の取り組みとなる。

 駒沢大学駅エリア在住のカメラマン・若木信吾さんによる「駅と自分の生活のつながり」をテーマにしたポートレートやメッセージを駅構内に展示し、サイネージにも投映する。5月31日まで。

 東急電鉄鉄道事業本部工務部統括部長の小里好臣さんは「駅が街の入り口となり、地域の皆さまからさらに愛着を持ってもらい、大切だと思える駅空間にしたい」と話す。

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