三軒茶屋で7月5日と6日、スペイン流飲み歩きイベント「バルタウン」が開催される。運営会社は株式会社コンフィアンザ(新宿区)。
開催期間中、参加者は3枚つづりのチケットを購入。1枚につき各店舗のドリンクと特別メニューをセットで味わうことができる。今回は三軒茶屋の18店舗が参加を予定する。
バルタウンは、飲食の力で街の魅力を発信することを目的に、「バルタウン実行委員会」が企画。人々がバル(居酒屋)を何軒も飲み歩くというスペインの文化をモデルとしている。昨年の4月27日に六本木で開催したのを皮切りに、これまで新宿や二子玉川、町田などで開催してきた。運営スタッフの沖勇作さんは「回を追うごとに参加店舗の常連が増え、開催した街に賑わいが出ている」と話す。
今回の参加店舗は、和食から中華、イタリアンまで、ジャンルはさまざま。「日本酒バル富成喜笑店」では、鮮魚の盛り合わせと日本酒のセット、古民家を改装した「隠や」(以上、三軒茶屋2)ではイベリコ寿司(塩ロース&炙りロース)と赤ワイン四川料理の「炎麻堂」(太子堂 4)ではサンラータン麺と紹興酒、「薩摩国鶏」(三軒茶屋1)では大分名物鶏天とビールなどが楽しめる。
会期中はパフォーマーによる盛り上げも展開する。ミュージシャン、マジシャン、大道芸人、音楽隊などが会場各所でパフォーマンスを披露する。バルーンアーティスト、似顔絵職人、占い師などのエンターテイナーも登場する予定。
三軒茶屋での開催の理由は、「人々の活気があり、公園などの緑も充実しているので、心に余裕を持って料理とお酒が楽しむことができる。また、飲み屋街としても有名な街なだけに、人気の名店が勢ぞろいしているため」。
「参加者には、街の魅力の新たな発見をしながら、そこで出会う飲食店や料理、そこで働く人、三軒茶屋で飲んでいる方など、たくさんのすてきな出会い体験してほしい」と来場を呼び掛ける。
チケットは前売り(3枚つづり)=2,980円(当日購入=3,400円)。販売期間は7月4日まで。詳細は「バルタウン」ホームページまで。