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下馬に「公園のように集まる場」コンセプトのカフェ-肉料理を売りに

料理長の武藤さん(左)と店長の松田さん(右)が場をあたためる

料理長の武藤さん(左)と店長の松田さん(右)が場をあたためる

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 世田谷下馬にカフェダイニング「THE TREE(ザ ツリー)」(東京都世田谷区下馬2 TEL 03-6805-5919)がオープンして間もなく2カ月を迎える。

黒毛和牛のローストビーフ(1700円)。

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 ラジオ制作会社でも活動するマネージャーの新野一孝さんが、仲間と集まれるコミュニティーの場を作ろうと考えたことから出店を決めた。音楽活動をしていた頃につながった昔ながらの知人を集め、運営を行う。

 店舗面積は約15坪。席数は25席。コンセプトは「公園にある木の下で、ご飯を食べたり音楽を聴いたり、雑談をするような誰もがくつろげる場所」。オープンから間もないが、時間を気にせず会話を楽しむお客も多いとのこと。

 三茶を選んだ理由については「クリエーター、アーティストなどのさまざまな人が集まるこの町に興味を持っていた。そういった人たちのためにも、新たな拠点になってもらえるような場所を作りたかった」と新野さん。「実際にオープンしてみると客層も幅広く、本当にいろいろな人が来てくださるので面白い」とも。

 同店のメニューについて新野さんは、「7種類の味から選べ、好みの味にカスタムが可能な『コールスロー』(税別500円)と、和牛の味の違いを楽しめるサーロイン、モモ、上タンを用意した『ローストビーフ3種盛り』(同1700円)が人気」と話す。

 また、肉専門店で働いていた経歴を持つシェフの武藤正衡(むとう まさひで)さんは、「北海道『大高酵素』をふんだんに使用し育てられた豚を使う『なでしこポークのグリル』(同1500円)がおすすめ。肉料理に自信があり、力を入れている」と話す。

 同店の展望については「おいしい店というのは最低条件。そこに居心地の良さや安心感、楽しさがあって本当にいいお店になるものだと感じている。メニューは季節、お客さまの要望に応じて変えるなど、いつ来ても飽きないように心掛けている」と新野さん。「これからはお客さまとの関係性を深めながら、イベントやパーティーなども行っていきたい」と意欲を見せる。9月29日の肉(29)の日から、初のイベントとなるNIKU week(にくうぃーく)を開催予定。

 営業時間は17時~23時30分(木曜・金曜・土曜は翌2時まで)。土曜・日曜のみランチ営業(12時~15時)も行う。月曜定休。

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