三軒茶屋の炉端バル「四季野菜炭火焼 Shin Shin(シンシン)」(世田谷区太子堂4、TEL 03-6380-2771)が1月28日、モツ煮の食べ放題を始めた。
長野の契約農家から仕入れる有機野菜と、炉端の炭火焼きをメーンに提供する同店。「自分好みの味のモツ煮がなく、試しに自作のモツ煮を店で振る舞ったところ、意外と好評だった。ほかでやっていないインパクトのあるメニューが欲しかったので、食べ放題にした」と店主の中村晋太郎さん。
価格は580円(4人まで)で、時間無制限。具材は、豚の大腸、鶏のキンカン、大根、ニンジン、ゴボウ、こんにゃく。同店は日本酒の品ぞろえに力を入れていることから、酒蔵から仕入れる酒かすを入れてみそベースの味に仕上げている。
「9割の客がモツ煮をオーダーしており、早いときでオープンから3時間で売り切れたことも。だいたい2~3杯食べる人が多く、酒が進むような濃い味付けも好評」と中村さん。
通常メニューは、イベリコ豚・マンガリッツア豚・岩中豚の3種の炉端焼きを盛り合わせた「豚3本勝負!」(850円)、「四季野菜のバーニャカウダ」(1,080円)、「バジルライス」(880円)など。ドリンクは、4本注文すると1杯無料になる「カールスバーグ」(450円)、山形の「十四代」、岐阜の「射美」などのメニューに載っていない豊富な日本酒(半合400円~)や、「日替わり利き酒3種」(500円~)などをそろえる。
中村さんは、「モツ煮食べ放題は、もうけを考えないサービスメニュー。酒かすを使ったほかでは味わえない一品に仕上がっているので、ぜひ一度食べていただきたい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、月曜~水曜=18時~翌3時(金曜・土曜は翌5時まで)、日曜=17時~翌1時。木曜定休。