![店主の宍倉英二さん](https://images.keizai.biz/sancha_keizai/headline/1436229024_photo.jpg)
池尻大橋に和食居酒屋「ししくら」(世田谷区池尻2、TEL 03-5431-5253)がオープンして1カ月が過ぎた。
5月20日、国道246号線にオープンした同店。店主の宍倉英二さんは、フレンチのシェフとして「オテル・ドゥ・ミクニ」(新宿区)に務めた後、ジンギスカン専門店「ひつじ亭」を経て独立。夫婦で切り盛りしている。妻の実家がある瀬戸内から仕入れる魚介類や、岩手県などから取り寄せる珍しい野菜を仕入れては、一手間加えた季節の旬の料理を提供している。
夫婦で陶芸に興味があり、皿やおちょこなどの食器の一部は自作の陶器を使う。「食材も食器も、作り手の顔が見えることを大切にしている」と宍倉さん。
メニューは、紫大根・クリスチャード・アヤメカス・からしな・スティックブロッコリーなど10種類以上の野菜をふんだんに盛りつけてチーズとバルサミコ酢ベースのドレッシングで食べる「彩り野菜とテテドアモアンヌのサラダ」(1,296円)のほか、「泉州産水ナスの梅肉和(あ)え」(702円)、「ひつじ亭のポテトサラダ」(540円)、「山うに豆腐」(486円)、「豚のセンターリブのトロトロ煮」「じゃことエリンギの和風オムレツ」(以上734円)、「鯛のごはん」(1,728円)、「ローストラムの実山椒(ざんしょう)ソース」(1,998円)などを提供。
ドリンクは、「刈穂」(120ミリリットル=778円、一合=972円)、「〆鶴張」(同1,048円、同1,404円)などの日本酒、「森伊蔵」「魔王」(以上972円)などの焼酎など、各種アルコールをそろえる。
宍倉さんは「普段買うことのできない食材で、あまり家庭で作ることのない一手間かかる料理を丁寧に作って提供していきたい」と意気込む。
営業時間は17時~24時。