世田谷区民会館(世田谷区世田谷4、TEL 03-5432-2837)で2月2日、「異分野とのコラボレーションコンサート『料理と音楽』~心を豊かにする食べ方、飲み方、そして聴き方~」が開催される。主催はせたがや文化財団。
同財団の音楽監督・池辺晋一郎さんが企画し、今回で8回目を迎える「異文化とのコラボレーション」シリーズ。音楽をより楽しむヒントを探るため、さまざまな分野のエキスパートをゲストに迎えトークと生演奏で展開する。過去には詩や落語、美術、演劇などとのコラボレーションを行った。
今回のゲストは、ソムリエの田崎真也さんと料理評論家の山本益博さん。田崎さんは日本を代表するソムリエとして広く知られ、1997年より「ワインは覚えてから楽しむものではなく、楽しんでから覚えるもの」をコンセプトにワインサロンを展開している。山本さんは大学卒業とともに評論家のキャリアをスタート。テレビプロデューサーを経て料理中心の評論の道へ入り、近年は「おいしいものを食べるより、ものをおいしく食べたい」をモットーに、病院での介護食のアドバイザーなども務める。当日は2人が、ホスト役の池辺さんと料理・音楽談義を繰り広げる。
演奏曲目は、歌詞が料理のレシピになっているレナード・バーンスタイン「おいしい料理法」や、ヨハン・シュトラウス2世「シャンパン・ポルカ」など。料理と音楽の間に多くの共通点を見いだす、池辺さんならではのプログラムになるという。
開場14時30分、開演15時。チケット情報はホームページで確認できる。