![「原色衝動」の宣伝写真(写真=荒木経惟)](https://images.keizai.biz/sancha_keizai/headline/1450920169_photo.jpg)
三軒茶屋・世田谷パブリックシアター(世田谷区太子堂4)で2016年2月26日・27日に行われる舞台「原色衝動」のチケットの販売が12月6日、始まった。
日本と韓国をけん引する2人のダンサー、白井剛さんとキム・ソンヨンさんがコラボする同舞台は、荒木経惟さんの写真集「往生写集―東ノ空・PARADISE(Pは鏡文字)」の世界観を踊りで表現するダンス作品。
白井さんは1998年、カンパニー「Study of Live works 発条ト(ばねと)」を設立。「バニョレ国際振付賞」(2000年)、トヨタコレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞」(2006年)を受賞するなど、既存の舞台表現にとらわれない新しいパフォーマンスに取り組むトップダンサー。
ソンヨンさんは、史上最年少で「東亜舞踊コンクール」金賞を受賞。「第34回ソウル舞踊祭」参加作「超人」で大賞をはじめ音楽賞・舞台美術賞など5部門を受賞し、自身のカンパニー「Dance Company MooE」とフランスのカンパニーで共同制作した作品を、フランス国立レンヌ・ブルターニュ振付センターで発表するなど世界で活躍する。
まったく異なるバックボーンを持った2人だが、3年間にわたって日本と韓国を往復しながら、お互いの経験を重ねあわせ、ひとつの作品の世界を構築してきた。
荒木さんは「新種の爬虫(はちゅう)類が組んず解れつ、別世界のラブシーンが見たいね。どっちが武蔵で小次郎か、これは新しい決闘だよ」と話す。
26日=19時30分、27日=15時開場。 入場料は、一般=4,000円、ペア=7,000円、高校生以下=1,500円。世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL 03-5432-1515