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世田谷・池尻で企画展「熊本装飾古墳とデザイン」 絵画・彫刻を「ロックアート」で表現

アートロックのポスター(左)とストーン(右)

アートロックのポスター(左)とストーン(右)

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 世田谷・池尻の「IIDものづくり学校」(世田谷区池尻2、TEL 03-5481-9011)で2月19日から、企画展「熊本装飾古墳とデザイン Kumamoto Rock Art&Design」が開催される。

古墳の文様をベースにした現代的なデザイン

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 同展は、地域の優れた宝を「進化したカタチ」として発表する、熊本のグラフィックデザイナー集団による「熊本デザインプロジェクト」の第1弾。

 今回は、熊本が発祥とされる「装飾古墳」をテーマに、古墳内部の石室や石棺に刻まれた絵画、彫刻などの装飾文化を「ロックアート」として表現。グラフィカルな古墳時代の文様を布や石などに再現し、風呂敷やランプシェード、ストーンなどの形で展開、古代のデザインを現代的な姿でよみがえらせる。

 デザイナーのこだわりは「いにしえの美しいデザイン」。繊細かつ大胆な線で描かれた文様から、いにしえの軌跡を丁寧にたどることで、新たな息吹をもたらそうと挑む。

 プロジェクトリーダーのイラストレーター、ペドロ山下さんは「歴史的にも異彩を放っている装飾古墳文化を、歴史学者や考古学者の視点ではなく、デザイナーの視点で、デザイナー自身が取り組んでいる。古墳時代、日本各地に波及したデザイン文化に触れてほしい」と話す。

 開催時間は11時~19時(19日は13時~、21日は17時まで)。入場無料。今月21日まで。

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