池尻大橋の大橋ジャンクション(JCT)で6月3日、首都高速道路主催の「稲作体験(田植え)」が行われた。
首都高速中央環状線と3号渋谷線が接続する大橋JCT屋上には、目黒の原風景を再現した空間「おおはし里の杜(もり)」があり、首都高速はそのスペースに水田を整備。2011年から、地域の小学生が稲作を体験できるイベントを実施している。
地域文化や自然との共生を学び、環境保全などに目を向けてもらうことが目的の同イベント。今年は目黒区立菅刈小学校の5年生46人が参加した。
首都高速の藤井寛行取締役常務執行役員は「高速道路の運用だけでなく、このような形で施設を使っていただけるのは光栄なこと。今後も地域の方に喜ばれることを実施していきたい」と話す。
今後、7月に自然観察会、10月に稲刈りと脱穀、12月には収穫祭を予定する。