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昭和女子大で「第九」コンサート-指揮者も独唱者も世田谷区民

前回の演奏風景。(写真:青柳聡)

前回の演奏風景。(写真:青柳聡)

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 昭和女子大学・人見記念講堂(東京都世田谷区太子堂1、TEL 03-3411-5123)で2月23日、「せたがや名曲コンサート」が開催される。

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 演目はベートーベン「交響曲第9番 ニ短調『合唱付き』」と、ヨハン・シュトラウス2世「ワルツ『春の声』」。世田谷フィルハーモニー管弦楽団と世田谷区民合唱団を中心に、指揮の円光寺雅彦さんはじめ、塩田美奈子さん(ソプラノ)、与田朝子さん(メゾソプラノ)、成田勝美さん(テノール)、泉良平さん(バリトン)ら独唱者が舞台に立つ。

 目玉は、指揮者も4人の独唱者も全員が世田谷区民という編成で演奏する「交響曲第9番 ニ短調『合唱付き』」、いわゆる第九だ。同楽団と同合唱団は共に作曲家の故・芥川也寸志さんの呼び掛けで1989年に結成された団体。両団が初めて演奏したのが同年12月の「せたがや区民による第九コンサート」で、今年はそれから25年という記念すべき年に当たる。初演時が全員世田谷区民であったことに倣い、今回も同様の趣向でコンサートを開くことになった。

 この25年間で、世田谷フィルハーモニー管弦楽団は毎年春秋2回の定期演奏会に加え、ヴェルディ「椿姫(つばきひめ)」などのオペラ公演やチャイコフスキー「白鳥の湖」などのバレエ公演も行っている。世田谷区民合唱団も毎年秋の定期演奏会のほか、「せたがや名曲コンサート」「東京都合唱祭」などの催しに参加したり、有志による社会貢献活動なども行ったりしてきた。

 13時15分開場、14時開演。全席指定で、S席=2,500円、A席=1,000円ほか。

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