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三軒茶屋の「空見える」ヨガスタジオ1年 居心地良さ追求、「近隣客の入会率80%」

「少人数クラス」「魅力あるインストラクター」「居心地の良さ」にこだわっている

「少人数クラス」「魅力あるインストラクター」「居心地の良さ」にこだわっている

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 三軒茶屋にヨガスタジオ「アルイマ Yoga」(世田谷区太子堂4、TEL 080-4377-5050)がオープンして1年がたった。

開放感あふれる、空が見えるスタジオ

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 自身もかつてヨガスタジオに通い、「深い世界観」に引かれていたというオーナーの赤江千香子さんが、より地域密着したスタジオを始めたいと思ったのがきっかけ。生徒数は200人余りで、95%が女性。インストラクターは18人在籍している。

 名前の「アルイマ」は「在る今」を表し、ヨガを通して「今に集中し、自分を取り戻す」という意味を込めている。レッスン終了後に皆で仲良くコミュニケーションを取ってほしいとの考えから、「居間(イマ)」という意味もあるという。

 三軒茶屋にスタジオを構えた理由について、赤江さんは「老若男女すべての層に足を運んでもらいたいので、バランスよく住んでいるイメージがあった三軒茶屋を『勘』で選んだ」と話す。

 スタジオの特徴は、「少人数クラス」「魅力あるインストラクター」「居心地の良さ」の3つ。1クラスは10人前後で「気楽さが漂う、ちょうどいい数」と赤江さん。「大手のスタジオのように20~30人抱えてしまうと、インストラクターの目が届かない」という。別のスタジオから移ってくる生徒も増えてきた。有料の体験入会を通して、約60%が入会する。「三軒茶屋周辺に住んでいる方に絞ると、70~80%ぐらい」とも。

 インストラクターの採用にも力を入れている。合格するのは120~130人の応募者の中から数人のみ。「自然体で、常にユーザー目線に立てる方を、年齢層の幅広く採用している」と赤江さん。そのため、インストラクターに固定のファンが多く付くという。

 スタジオの周りには高い建物がないため、空がよく見える。「夕暮れの光が差し込むころに空を見ながら行うヨガの心地よさを一度体験してほしい」と赤江さん。インドの伝統に敬意を払いながらも、現代日本の生活に馴染(なじ)むヨガのスタイルにこだわっていきたいという。

 現在、料金体系を見直しており、定期的に通いやすいよう、月謝制の導入も検討している。

 営業時間は10時~21時。

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