世田谷区は3月21日、三軒茶屋駅周辺などの区内6カ所でインターネットに無料接続できる無線LANサービス「SETAGAYA Wi-Fi」を開始する。
「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」に向けた観光の環境整備や災害時の通信手段の提供などが目的。
そのほかの開設場所は、同区役所(第一・第二庁舎)と世田谷総合支所、北沢総合支所、砧総合支所、烏山総合支所。6日に行われた会見で明らかになった。
電波が届く範囲は、アクセスポイントから「扇状に半径約100メートル」(市担当者)。東京都が執り行う「FREE Wi-Fi & TOKYO」やNTT BP社の「Japan Connected-free Wi-Fi」と連携し、区外から移動しながらの接続もスムーズなサービスを提供する。本年度内に39カ所まで、2019年度までに148カ所まで増やしていく構え。
区ではWi-Fi整備の方向性や実現に向け、2016年4月に基本方針、5月に仮方針を策定していた。