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三軒茶屋に「香港バル213」 現地の味再現、健康志向目指す

約6坪20席の店内は「香港の裏路地にあるような雰囲気」で作ったという

約6坪20席の店内は「香港の裏路地にあるような雰囲気」で作ったという

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 三軒茶屋のエコー仲見世商店街に粥麺専家(チョッミンチュンガー) 「香港バル213」(世田谷区、TEL 03-6805-3923)がオープンして1カ月がたった。運営は三軒茶屋で「スパイスバル317」「蕎麦(そば)バル1351」などを手がけるナテア(渋谷区)。

「鮮蝦雲呑麺」(850円)

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 粥麺専家は、中華がゆと香港麺専門店の総称。同店のメイン料理は「香港麺」「広東粥」「点心」の3種類。看板メニューは、超極細で歯応えのある香港麺と、プリッとした食感の大きなエビワンタンを組み合わせた「鮮蝦雲呑麺」(850円)。

 麺は現地レシピをそのまま再現する。麺料理は、香港麺の「幼麺」(極細麺)、「粗麺」(平打ち麺)、「蝦子麺」(乾燥させたエビの卵を練り込んだ麺)と、「河粉」(ライスヌードル)の4種類を用意する「香港式」を採用する。

 ドリンクは、かめでじっくり寝かせたという単一銘柄の紹興酒「かめ出し紹興酒」(グラス=480円、デキャンタ=880円)、「無ろか紹興酒」(グラス=680円、デキャンタ=1,360円)、紹興酒を使った「ドラゴンハイボール」(480円)など。料理に合う自然派ワイン(グラス=520円~、ボトル=2,400円~)もそろえる。

 同社の野口淳さんは「20年以上通い続けている香港の粥麺専家の味を参考にした。スタッフ全員で香港研修を毎月行い、食材、調味料、レシピ、皿にまで現地そのままにこだわった。現地と大きく異なるのは、基本的に化学調味料を使わないこと」と話す。「中華料理は油っこくて、体に悪いというイメージを完全に払拭(ふっしょく)したい。心も体も健やかになる中華料理店を目指している」とも。

 営業時間は要問い合わせ。火曜定休。

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