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生活工房で「世田谷のまちと暮らしのチカラ」展 まちづくり50年を回顧

実行委員長で東京都立大学教授の饗庭伸さん

実行委員長で東京都立大学教授の饗庭伸さん

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 展覧会「世田谷のまちと暮らしのチカラ-まちづくりの歩み50年-」が1月31日、世田谷文化生活情報センター「生活工房」(世田谷区太子堂4)の3階生活工房ギャラリーと4階ワークショップルームで始まった。主催は、世田谷まちづくり展実行委員会、せたがや文化財団生活工房、世田谷トラストまちづくり。

商店街ワークショップ制作物とポスターの展示

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 世田谷区は、鉄道が建設されたことをきっかけに1920年代に都市化が始まり、東京の郊外として発展。その中で発達した生活文化の一つ、「まちづくり」の50年に焦点を当てる。

 「まちづくりの空間」「地形と都市計画」「グラフィックデザインと都市デザイン」「ワークショップと道具箱」「市民のデザイン」の5つのパートで展開。住民参加のまちづくりが何を残してきたか、地域の人々の「まちと暮らし」をどのように豊かにしてきたのかをたどる。

 実行委員長で東京都立大学教授の饗庭伸さんは「世田谷区は市民とのワークショップと声を通して、まちづくりをしてきた。区民の方々からの資料も大量に集まり、展示用に選出。区民のエネルギー、知恵の結晶が伝わるとうれしい。自分のまちがどうつくられたかを知り、世田谷をより身近に感じていただけたら」と話す。

 開館時間は9時~21時。月曜休館(祝日の場合は開館)。入場無料。関連企画として、「ちかのとーく vol.06」(2月3日)、「未来の世田谷シンポジウム」(3月17日)も行い、同館ウェブサイトで現在、申し込みを受け付けている。展覧会は4月21日まで。

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