劇団「犬儒派リーディングアクト」による朗読公演「シン・ニンゲンイス」が、4月12日~14日、アトリエ三軒茶屋(世田谷区三軒茶屋1)で上演される。
主宰の天才ナカムラスペシャルさんは、2020年に咽頭がんを患い、3度の手術を経て声を残すことができた経験を持つ。「声による表現」を改めて模索する場として2022年、同劇団を旗揚げし、文学作品を独自の解釈で再構築する朗読公演を定期的に行っている。
7度目の公演となる今回は、江戸川乱歩の「人間椅子」「盲獣」「火星の運河」をモチーフに、「耽美(たんび)的ファンタジーの世界」を表現する。脚色・構成・演出を手がける天才ナカムラスペシャルさんのほか、藤原啓児さん(スタジオライフ)、宇鉄菊三さん(tsumazuki no ishi)、松葉麻里花さん、小宮孝泰さんが出演。
14時40分開場、15時開演。上演時間は約1時間10分を予定。鑑賞料は3,000円。