大衆酒場「炉ばたとおでん太子堂サンカク」(世田谷区太子堂5)がオープンして、4月8日で1カ月がたった。
店主は太子堂生まれ、太子堂育ちの浪貝俊行さん。もともと同じ場所にあったおでん店「奥三茶 たまや」がコロナ禍の影響で閉店し、浪貝さんが近隣住民の応援を受けて「太子堂サンカク」として再生した。
おでんと炉ばた焼きを主軸におばんざいなどが気軽に楽しめる同店。店内はカウンター10席(うち5席はスタンディング)、テラス4席、2階に最大9人で利用できる個室を備える。
メニューは京風おでん(150円~)のほか、「サバの一夜干し」「大トロいわし」「赤魚のかす漬け」(以上520円)などの原始焼きといった「季節感のある」料理が特徴。「うずらのニラ漬け」「スパイシーポテサラ」(以上320円)、「ピリ辛チャプチェ」(480円)などのおばんざいは盛り合わせでも提供する。
浪貝さんは「街の人々が普段使いできる、肩肘張らずにゆっくり楽しめる大衆酒場を目指している」と話す。
営業時間は16時~23時。