おにぎり店「AZUMAYA(アズマヤ)」(世田谷区池尻1)が4月7日、三宿にオープンした。三宿で15年にわたり飲食店を営むオーナーが経営する。
コンセプトは「日常という旅のお供に」。かつて旅人たちが休息を取るために立ち寄った「東屋(あずまや)」をイメージして、「どこか懐かしさを感じさせる味わいで、思わず遠出したくなるような旅のお供としておにぎりを提供する」という。
気軽に立ち寄れるよう、開放感のある大きな窓を設け、店頭にはベンチを用意。店内の木材は全て「伊勢神宮の御用材」としても知られる「木曽ヒノキ」を使い、「空間全体に良い気が流れるように意識した」という。
提供するおにぎりには「白米の聖地」と呼ばれる南魚沼産のコシヒカリを使い、1等級以上にこだわった米粒は「一粒一粒ふっくらとして弾力があり、独特のうまみと粘りが楽しめる」という。具の種類は、「しゃけ塩こうじ」「塩サバ大葉」(以上350円)、「和風ツナマヨ」(380円)、「きんぱ」(400円)、「すじこ」(520円)などで、片手で食べられるよう「ホールド感を意識して握っている」という。
店主は「お客さまが日常の中で少しでも特別な時間を過ごせるような場所を提供したい。当店は、忙しい日常からちょっと離れて、ほっと一息つけるような空間。こだわりの米を使ったおにぎりが、皆さまの旅のお供になれば」と話す。
営業時間は10時~16時。