世田谷区が5月13日、起業家・経営者のチャレンジを応援するプログラム「ネイバースクール」の参加者の募集を始めた。
同プログラムは「アイデアをビジネスとして形にしたい」「継いだ会社で新規事業を生み出したい」という参加者が集い約5カ月間、2週間に1回の講義やセッションを通じて、それぞれのビジネスプランの「磨き込み」を行うインキュベーションプログラム。
3年目となる本年度は、これから事業を立ち上げる人のための「ビジネスアイデアコース」「スタートアップコース」と、既存事業再成長を図る人のための「事業再構築コース」の3コースを用意する。
各コースでは、ゲスト講師による講義やメンター、参加者同士のディスカッションを通してビジネスプランを練り上げ、最終成果報告会としてピッチイベントでのプレゼンテーションを行い、卒業後に事業の立ち上げを目指す。
過去2年間では、世田谷に暮らす経営者や会社員、子育て中の母親や大学生など100人近くが参加。事務局の中平さんは「メンターは同じ世田谷に暮らすさまざまな専門知識を持った先輩起業家が中心。アドバイスやフィードバックが得られるほか、同じ街で活動する『身近なロールモデル』が見つかったり、『ご近所の先輩』へ相談できるネットワークやつながりができたりするのも大きな特徴。少しでも興味を持った方は説明会に参加してほしい」と呼びかける。
説明会の参加申し込みはオンラインで受け付ける。