福祉のためのものづくりイベント「せせせクリエイティブキャンプ」が6月3日・4日、世田谷区民会館別館三茶しゃれなあどホール(世田谷区太子堂2)とキャロットタワーにある生活工房ワークショップルーム (太子堂4)で開催される。世田谷区とマガジンハウス「こここ」の共同事業「せせせプロジェクト」の一環。
テーマは「出会いと学び」。3日は、世田谷区内の障がい者施設に勤務する人や福祉のものづくりに関心があるクリエーターに向けて、「福祉のものづくりのあり方」についてのデザインフォーラムを開催。登壇者はフクフクプラス共同代表の磯村歩さん、TOKYO SOCIAL DESIGNコミュニケーションデザイナーの加藤未礼さん、con*tio(コンティオ)の山口里佳さんと杉千種さん、HUMORABO(ユーモラボ)の前川雄一さんと前川亜希子さん。福祉の現場でのものづくりについて商品開発、販売、情報発信などの具体事例を発表し、参加者との交流会も予定する。
4日は「福祉の現場で使える!初めてのクリエイティブ講座」を開催。講師として、マガジンハウス「こここ」編集長の中田一会さん、写真家のたださん、デザイナーの長谷川哲士さんが登壇し、それぞれが広報、撮影、デザインの入門講座を開講する。
広報担当の山本さんは「せせせプロジェクトでは、ECサイトの立ち上げや福祉施設で作られる商品価値の伝え方などを学ぶ講座やワークショップを実践してきた。今年は、これまで培った手法やノウハウを生かしつつ、商品開発や新たな取り組みに踏み出すため、今回のクリエーティブキャンプを皮切りに、福祉施設と多くのクリエーターや専門家の交流機会になれば」と話す。
参加無料、事前予約制。詳しくはインスタグラムで確認できる。