カレー店「COCOSUN(ココサン)」が6月3日、三軒茶屋のコワーキングスペース「三茶WORK」(世田谷区太子堂2)内で間借り営業を始めた。
店主の吉井晴香さんは「大好きな太陽と人の笑顔とおいしいもので、誰かの心を晴らしたい」という思いで開業したという。コンセプトは「自然の恵みを感じられる、旬の野菜を使ったカレー」。「天気が雨でも心が曇りでも、ここに来れば太陽があるような、安心感のある店を目指す」という。
週替わりの「晴れカレー」(1,000円~1,200円)は、スパイスカレー1種と副菜4~5種をセットで提供。カレーには直売所や道の駅で仕入れた野菜とココナツを使う。「苦手な人でも食べられるよう、ココナッツ感が強すぎないうまみとコクのあるカレーを目指している」という。
オープン初日に提供したメニューは「キャベツとサバのココナツカレー」、副菜は「ニンジンのヒンドゥマ」「ニンジンの葉っぱポリヤル」「ズッキーニライタ」「新じゃがのテンペラート」「生姜(しょうが)のココナツサラダ」の5種(セットで1,100円)。
吉井さんは「長年の夢がかない、初めて店主としてキッチンに立つ。食べてもらえる喜びをかみしめながら、今日より明日、明日より明後日と向上心を持って挑みたい。温かく見守っていただければ」と話す。
営業は月曜の11時30分~15時。