ローストビーフ専門ブランド「THE ROAST BEEF(ザローストビーフ)」が7月5日、ギフト商品の見直しを発表した。
「ザローストビーフ」運営会社の「デクノバース」は、ローストビーフ専門店「SIRCARS(サーカス)」(世田谷区三宿1)を2018(平成30)年5月に出店し、コロナ禍の2020年3月にECサイト「SIRCARS」を開設。同年秋に「世界一アガる、ローストビーフ」をテーマに、D2Cブランド「ザローストビーフ」を立ち上げた。
ブランドプロデューサーの酒井一輝さんによると、同ブランド設立から3年半の間、歳暮や中元などの季節ギフト以外では、客の8割がプレゼント用に購入していたことから、ECサイト「サーカス」を同ブランドに統合。今後は商品ラインアップを増やし、ギフト特化型サービスに力を入れていくという。
メニューは、オーストラリア産牛肉を使った「三宿ローストビーフ300グラム」(4,300円)、ローストビーフの端材を使った「濃厚ミートパイ 黒トリュフ 100グラム×3個」(3,000円)、「赤城牛ローストビーフ(岩塩)300グラム、赤城牛ローストビーフ(ガーリック)300グラム、日向鶏チキン、ローストポーク、牛ヒレ肉のセット」(2万7,000円)など。
酒井さんは「ギフトシーンから日常で感謝を伝えるシーンまで、より多くの方に利用いただけるよう、年内に商品数を3倍にする予定。商品を送って終わりではなく、受け取った後に商品を使って『どのような時間を過ごすか』。無事に商品を贈ることがゴールではなく、その先の過ごし方を本当の意味での体験として、プロデュースしていきたい」と話す。