世田谷区で8月19日、「三茶ストリートファニチャーデザインコンペ」が始まった。同区では現在、エントリーを募集している。
「歩きやすく、くつろげる街」を目指し、滞留空間創出と滞在性向上を図ろうと、地域の憩いの場となるベンチ、テーブル、屋台などのストリートファニチャーのデザインを募集する。
審査員は、國學院大學観光まちづくり学部特任教授・デザイナーの南雲勝志さん、国士舘大学 理工学部准教授の西村亮彦さん、三軒茶屋銀座商店街振興組合理事長の飯島祥夫さん、建築家・ サイト・リノベーション・ラボ代表の杉浦久子さん、世田谷区世田谷総合支所長の加賀谷実さん。
応募資格は高校生以上。プロダクトデザインの実務経験者や家具製作を学ぶ学生を含め、個人と団体での応募が可能。入賞者には賞状と賞金を授与。入賞作品は実際に製作し、三軒茶屋駅周辺のイベント時に設置、使う予定。
世田谷総合支所街づくり課課長の菊池課長さんは「三茶のメインストリートである茶沢通りは、2024年版CNN旅行ガイド『Time Out』に、『世界で最もクールな30のストリート』の一つとして選出された。より注目を集められる、魅力的なデザインを待っている」と参加を呼びかける。
応募期間は11月11日まで。書類審査を経て、12月21日にプレゼンテーション審査と表彰を「オークラレストラン スカイキャロット」(世田谷区太子堂4「キャロットタワー」26階)で行う。