劇団「犬儒(けんじゅ)派リーディングアクト」による朗読公演「江川蘭子の数奇な運命」が、9月27日~29日、アトリエ三軒茶屋(世田谷区三軒茶屋1)で開催される。
同作は、合作探偵小説「江川蘭子」の江戸川乱歩原作部分をモチーフに、乱歩の小説「踊る一寸法師」と、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」の要素を融合させ、「ポップでダークな耽美(たんび)的ファンタジーの世界を表現する」(同劇団)という。
脚色・構成・演出を手がける天才ナカムラスペシャルさんのほか、宇鉄菊三さん(tsumazuki no ishi)、橋本樹里さん、松葉麻里花さん、愛弓さんが出演する。
天才ナカムラスペシャルさんは「月に魅入られ、血に飢えた希代の妖婦・江川蘭子の数奇な一代記を、俳優陣が魅惑的かつ軽やかに演じる。これまで誰も見たことのないような唯一無二の朗読劇を届けたい」と意気込む。
14時40分開場、15時開演。上演時間は1時間15分を予定。鑑賞料は3,000円。