三宿のワインバー「asitanohana(アシタノハナ)」(東京都世田谷区三宿1、TEL 03-6323-2804)が、6月1日で2周年を迎えた。店舗面積は9坪。席数はカウンター8席。
お店で焼いている「自家製フォッカッチャ」300円(関連画像)
コンセプトは「気楽にふらっと立ち寄れるような、アットホームなワインバー」。「来てくれる人が、落ち着いて長居できるような雰囲気を意識してお店づくりをしている」と話すオーナーの岸本昌子さん。
「隣に座っていたら気軽に話して、すぐにお友達になれるような空間づくりを心掛けている。私もお客さんと話したいのでカウンターだけの席にした。お客さんと交流を持てるのが、お店をやっていて一番の楽しみ」と話す通り、女性1人で来客も多いという。
同店のワインはほとんどがイタリアワイン。オーナーの知り合いのインポーターがセレクトする、赤・白・発泡合わせて22種類をそろえる。グラスワインは500円から、赤・白5種類ずつ用意。夏場のおすすめは、スパークリングワインと天然弱発泡赤ワイン「ランブルスコ」(ともにグラス700円、ボトル3,500円)。「最初の一杯に、スッキリとした味わい」
食事はワインに合うイタリアンやフレンチなどを提供。管理栄養士の資格を持つ岸本さんが栄養面にも配慮し、野菜中心でヘルシーなメニューを心掛けているという。「家庭料理に近い気軽さで、ワインがおいしく飲めるような料理を提供している」
人気のメニューは「ごちそうサラダ」(900円)。グリーンサラダに自家製パテやキャロットラぺなど、4種類の前菜を合わせる。「フォカッチャとワインをセットにして召し上がる人が多い」と岸本さん。
「おすすめ」は、「大山鶏白レバーのグリル」(600円)、「トリッパ(蜂の巣)のトマト煮込み」「旬の新ジャガとアスパラのグラタン ゴルゴンゾーラソース」(以上700円)、「桜えびのアヒージョ」(500円)など。「自家製フォカッチャ」(300円)も根強い人気。季節や仕入れ状況に合わせてメニューは不定期で変更する。
今後の展望について、「お客さまに気楽に来ていただいて、わいわい楽しみながらやっていけたらうれしい。肩肘張らずに続けていきたい。『私の家に遊びに来てください』というような雰囲気でお店をやっているので、気楽にお越しいただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は18時~翌2時。火曜、第4・5水曜定休。