大道芸フェスティバル「世田谷アートタウン2024 三茶de大道芸」が10月19日・20日、三軒茶屋一帯で開催された。
事務局によると、今年は約17万1000人が来場した。12会場で41組のパフォーマーが出演し、音楽演奏、アクロバット、パントマイム、ジャグリングなどのパフォーマンスを展開した。
毎年来ているという親子来場者の子どもは「パフォーマーたちが手を振ってくれてうれしかった。ボディーペイントコーナーでは顔に塗るのが楽しかった。最も印象に残ったのは路上パフォーマンスの『カッパ』」と笑顔を見せる。父親は「以前と比べて路上パフォーマンスが減ったように思う。来年はもっと見られたら」と話す。
イベントプロデューサーの橋本隆雄さんは「最後までたくさんの人が見てくれた。毎年、国内外のレベルの高いアーティストを探し、口説いている。今回はサックスプレーヤーの竹内直さんやジプシーミュージックのYuka&Giovannni Gypsy Duoなど、音楽を強化した。今年で28回目だが年々クオリティーを上げている。それを実現しているのは日本の大道芸フェスの中でも三軒茶屋だけ。すでに来年へのスタートを切っている。楽しみにしてほしい」と意気込む。