沿線地域の活性化に向け、鉄道やバス、レンタル自転車などを活用してもらう実証実験が1月8日、始まった。実験を手がけるのは小田急電鉄、京王電鉄、東急電鉄。
同実験では、世田谷地域と北沢地域内における回遊性と利便性の向上を目指し、デジタルパス「下北・三茶・下高まちめぐりパス」(2,000円)を先着1000枚限定で販売する。
東急電鉄世田谷線全線、小田急バス(北沢タウンホール~三軒茶屋、渋谷駅~経堂駅)、東急バス(駒沢大学駅前~梅ヶ丘駅、上馬~新代田駅前)を乗り放題にし、電動キックボード・電動アシスト自転車のLUUPも使えるようにした。LUUPは三軒茶屋~下北沢~下高井戸エリアのポートで1回30分、21回まで。
実証実験による効果として、購入者がどのエリアやモビリティーを利用し、ライフスタイルにどのような変化をもたらしたかなどを、主にアンケートを通じて検証するという。
パスは電子チケットスマホアプリ「RYDE PASS(ライドパス)」で1月22日まで販売。利用可能期間は1月27日~2月16日。