
地域共生の場「せたがや なごみのいえ」(世田谷区世田谷1)が5月15日、世田谷にオープンした。
「世田谷区民の暮らしやすい環境と、地域の絆を生み出し育んでいくこと」を目的とする「地域共生のいえづくり支援事業」を使って、上町民生・児童委員の市川文惠さんが自宅の一室を月に1回開放する。区民に自由に過ごしてもらったり、ワークショップや交流会の会場として活用したりしてもらう。
コンセプトは「世代間交流と、息抜きの場の提供」。バリアフリー設計で、部屋には100年前の足踏みミシンや振り子時計、ちゃぶ台を置く。庭にかんきつ系の木があり、収穫体験を行う予定。
市川さんは「高齢者や子ども、障害者、外国人など気軽に使ってほしい。情報過多な現代、昭和レトロな部屋でくつろいで」と話す。
開放時間は第3木曜の13時~16時。料金は300円。要予約。