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三茶に「せきらら」 秋田の青果店から仕入れた野菜を使った料理や地酒提供

左から、社長の池上善史さん、スタッフの西崎里彩さん、店長の藤野廉さん

左から、社長の池上善史さん、スタッフの西崎里彩さん、店長の藤野廉さん

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 居酒屋「せきらら」(世田谷区太子堂4)が7月18日、三軒茶屋にオープンした。経営はマルホ(渋谷区)。

「せきらら」創作料理と地酒

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 渋谷の「酒場きんぼし」「渋谷きんぼし」、学芸大学の居酒屋「びゃく」に続く出店。「酒場きんぼし」が6月にビルの老朽化で閉店し、社長の池上善史さんが「新たなチャレンジの場所」として三軒茶屋を選んだ。

 コンセプトは「日常を上質にする大衆割烹(かっぽう)」。秋田県にある池上さんの妻の実家で営む青果店「保坂青果」から仕入れる野菜を使った料理や、地酒を提供する。店名は、浅井健一さんのソロプロジェクト・SHERBETのアルバム「セキララ」から付けた。

 店舗面積は13坪。席数は、カウンター=11席、テーブル=4卓15席。内装は京都の茶室や和モダンを意識し、「飾らず気取らない温かみのある空間」を目指した。

 メニューは、「あふれる野菜6種盛り」(1,800円)をはじめ、「ズワイガニ 甲羅詰め」(680円)、「真鰯(まいわし)梅煮」(880円)、「岩中豚メンチカツ」(730円)などの一品料理、刺し身、あて巻き、「稲庭うどん」(1,200円)、「黒毛和牛と生姜(しょうが)のカレーライス」(930円)など。秋田県の「三関せり」や石川県の「加賀太きゅうり」など、各地の伝統野菜も用意する。

 池上さんは「野菜料理をアテに、晩酌をしたり酒を酌み交わしたりして、会話に花を咲かせてほしい。普段使いしてほしい」と話す。

 営業時間は17時~24時。

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