チャリティーイベント「せたがやサンタプロジェクト 　三茶にサンタがやってくる2025」が12月7日、三軒茶屋駅周辺で開催される。

サンタ列車には医療的ケア児と家族も乗車

　同イベントは、生活に困窮する一人親家庭など、さまざまな事情を抱える家庭を支援するための取り組み。2020年から始まり今年で6回目になる。

　当日は、50人ほどのサンタクロース姿の参加者が2組に分かれ、三軒茶屋駅前から三宿交差点、三宿四二〇商店街、「HOME／WORK VILLAGE」、世田谷公園、こどものひろば公園、栄通り商店街を通るルートと、茶沢通り周辺を通るルートを練り歩き、プレゼント代の寄付を呼びかける。14時43分からは世田谷線の貸し切り列車から手を振りながら呼びかける。

　三軒茶屋駅前では、サンタ姿の運転手によるトゥクトゥクの無料乗車体験や、昭和女子大学生によるウオークラリーも行う。

　寄付金は困窮家庭に食材を配布する「せたがやこどもフードパントリー」を通じて、図書カードに換えて子どもたちに贈る。

　広報担当者の工藤賀子さんは「一緒にサンタ姿で街を歩いてくれる人も募集している。気軽に参加してほしい」と呼びかける。

　開催時間は13時～16時。サンタクロース姿で練り歩く人は参加費2,000円。定員は先着70人。事前申し込みが必要。プレゼント代の寄付は12月20日まで募集している。いずれもウェブサイトで受け付ける。