昭和女子大学(世田谷区太子1)の人見記念講堂で12月14日、「JVC国際協力コンサート2013第25回東京記念公演」が開催される。国際協力NGO団体「日本国際ボランティアセンター(JVC)」の活動を支援し広めることを目的に毎年開催されている。
1989年に初めてのコンサートが開催されてから、今年で25周年を迎える。今年の演目は、1742年ダブリン初演版に基づく「メサイア」。珍しいカウンターテノールのデュエットや、有名な「ハレルヤ」コーラスも見どころの一つだという。
指揮者は、カウンターテノールとしてバッハ・コレギウム・ジャパンなどで活躍する青木洋也さん。合唱・バロック音楽で定評のある、テレマン室内オーケストラ・JVC合唱団・Nova Voce・早稲田大学・日本女子大学 室内合唱団が参加する。
JVCでは、農村で安心して暮らしていくための農業研修や、紛争の影響を受けた地域での人道支援などの活動に世界9カ国で取り組んでいる。2011年の東日本大震災の津波によって被害を受けた宮城県気仙沼市、原発事故の影響を大きく受けた福島県南相馬市での支援も行っている。公演のチケット代金はJVCを通して、貧しい国々や被災地支援に使われる。
開場14時、開演15時。チケットはホームページで扱う。