三軒茶屋で8月30日・31日、「ラテンフェスティバル」が開催される。商店街の活性化と地域の交流を図るため1984（昭和59）年に始まった同イベントは今回で30回目。例年約1万人が訪れ三軒茶屋の夏の一大イベントとなっている。

昨年のサンバパレードのようす。

　同日、ふれあい・ラテン広場でステージイベントを開催。ブラジル料理・コロンビア料理の模擬店15店も出店する。30日のふれあい広場ではスイカ割り大会を行い、参加者先着30人にスイカを進呈するほか、31日には「ハンバーガー早食いコンテスト」を開く。他にも、ふれあい広場では両日11時～19時、ジャスステージやゴスペルコーラスグループによるステージ、30日18時30分～20時には「キャンドルナイト・ライブ」を開催する。

　メーンとなる「サンバパレードコンテスト」は31日13時30分～16時30分に予定する。コンテストには6チームが参加し、審査員5人と一般投票で優勝が決定し、一般投票の参加者から抽選で20人に世田谷区共通の商品券が当たる。パレードは太子堂郵便局前から茶沢通りを通り、ラテン広場までを通るコース。「あい・あい・ロード」を通る「サンバミニパレード」も行う。

　商店街事務局長の恵川（えがわ）邦正さんは「商店街や地元の人による熱い協力を得たことで、今年は拡大版のラテンフェスとなった。サンバパレードも6チームが参加して例年にない盛り上がりになりそう。30年続いていることは、何よりフェスティバルを温かく支援いただいている地域の皆さまのおかげ」と話す。