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「世田谷ボロ市」開催へ-430年以上の歴史を持つ冬の風物詩

世田谷の冬の名物詩「ボロ市」のポスター

世田谷の冬の名物詩「ボロ市」のポスター

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 世田谷・ボロ市通り周辺で12月15日・16日の2日間、恒例の「世田谷ボロ市」が開催される。主催はせたがやボロ市保存会(TEL 03-3429-1829)。

 毎年1月15日・16日と12月15日・16日の計4回行われる同市は、約700店以上の露店が並び、各日約20万人以上の人出でにぎわう。東京都の無形民俗文化財に指定されている「世田谷代官屋敷」を中心とした、世田谷1丁目の通称「ボロ市通り」とその周辺で開催される。

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 1578 (天正6) 年に「楽市」として始まり、明治になって着物の継ぎや、わらじの補強のためのボロが盛んに売買されるようになったため「ボロ市」の名で呼ばれるようになった。現在では骨董(こっとう)品、古道具、日用雑貨、玩具、衣料品、植木類などの露店が所狭しと並び、世田谷区民のみならず全国的に有名なイベントとなっている。

 1975(昭和50)年に初めて販売され、いまやボロ市には欠かせない名物となっている「代官餅」(あんこ・きなこ・からみの3種、各600円)は、例年約1時間半待ちの行列ができ、夕方には完売してしまうという。

 三軒茶屋で生まれ育った主婦の中川さんは「小学校のころから30年以上欠かさず行っている。子供のころは親にぬいぐるみを買ってもらったり、高校生の時はクラスメートと出掛けたり、大人になってからは日用雑貨や食器を毎年購入したり。ボロ市はどんな世代の方でも楽しめる『お祭り』。おばあさんになっても行き続けたい」と開催を待ち遠しそうに語った。

 開催時間は9時~21時。最寄り駅は東急世田谷線の世田谷駅と上町駅。

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