池尻大橋にフランス料理店「Lien(リアン)」(世田谷区池尻3、TEL 03-6413-8552)にオープンして3カ月がたった。
店主の上原浩一さんは、渋谷「アンジェパティオ」、西荻窪「サン・ル・スー」、パリ「エレーヌ・ダローズ」などを経て、34歳で独立。交流のある池尻大橋のフレンチ・レストラン「OGINO(オギノ)」の工房として使われていた物件に同店をオープンさせた。席数は18席。
食材は上原さんの地元・青森の旬の食材をベースに、無農薬野菜や産地直送の素材を使い、自分の足で納得のいく食材を求めて生産者と直接取引するなどのこだわりを見せる。
白を貴重にした店内のカウンターは、厨房(ちゅうぼう)と高さをそろえており、料理が出来上がるまでの過程を見ることができる。上原さんは「お客さまの顔を見ながら料理を提供したいので、カウンターと厨房はフラットにした」と話す。
ランチメニューはドリンクが付き、3品のプリティックス「Aコース」(2,000円)、4品の「Bコース」(2,700円)、5品「Cコース」(3,800円)の3種。ディナーメニューはコース料理(3,900円~)のほか、前菜(1,000円~)、メーン(1,800円~)、デザート(600円~)などのアラカルトもそろえる。
「近所に住んでいる人たちを大切にしたい。フレンチとしてはリーズナブルな価格なので、デートから接待まで、シーンによって使い分けていただければ」と上原さん。
営業時間は、12時~15時(金曜・土曜・祝日のみ)、18時~23時。月曜定休。