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三軒茶屋でウイグルの家庭料理教室 出身講師宅で「プチホームステイ」体験

ウィニラさんの自宅で開かれた教室の様子

ウィニラさんの自宅で開かれた教室の様子

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 三軒茶屋の中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区出身講師宅で毎月、「ウイグル家庭料理教室」が開かれている。

ウィニラさん宅で学べるウイグル料理の一例

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 イスラム教徒が多く豚肉を食べる習慣がないため、羊肉を使うことが多いウイグル料理。教室を主宰するのは、同自治区出身で三軒茶屋在住のVinire(ウィニラ)さん。ウイグルのご当地麺「ラグ麺」や、羊肉と野菜を炒めた「ポロ」、串焼きケバブの「カーウプ」など、ウイグルの家庭で日常的に食べられている料理のほか、中国で一品料理を意味する「小吃(シャオチー)」の伝統料理の一つ「湯圓(たんいえん)」などさまざまな料理を学ぶことができる。

 「料理だけでなく、もっと多くの人にウイグルの文化を知ってほしい」と考え、教室を始めたというウィニラさん。「日本に住む外国人と日本人が理解し合うには最適な場。同じ興味や言語を学びたい人と出会うこともできる」と話す。

 教室は月3~4回開催し、料金は5,600円~。定員は5人程度。

 三軒茶屋以外にも、首都圏を中心にさまざまな国の出身講師による家庭料理教室を展開する「Tadaku」(品川区)のサービス。モロッコ、ギニア、エルサルバトルなど約30カ国の珍しい料理を講師から直接学ぶことができる。講師の自宅で行われるため、その国の文化に触れることができるのも魅力の一つ。日本ではなじみのない食文化や食習慣を知る機会にもなるという。

 同サービスを担当する須佐宇司(ひろし)さんは「講師たちは、料理を教えるだけでなく文化を伝えながらコミュニケーションを深めたいとの思いを持っている。一緒に作り、食べ、会話することで、『プチホームステイ気分』が味わえるのでは」と話す。

 開催は月2~3回。日程や空席状況など詳細はホームページで要確認。

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