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池尻にイタリアンバル 本場ワインを片手に北イタリア郷土料理を

人気メニューの「仔牛のコトレッタ ミラノ風カツレツ」

人気メニューの「仔牛のコトレッタ ミラノ風カツレツ」

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 世田谷・池尻にイタリアンバル「トラヴァリーノ」(世田谷区池尻3、TEL 03-6804-0738)がオープンして2カ月がたった。運営は食品卸のトレ・フレッチェ(練馬区)。

店長兼料理長を務める小宮宏之さん

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 同店はイタリア・ミラノ近辺の老舗ワイナリー「TRAVAGLINO(トラヴァリーノ)」の提携ワインバール。席数はカウンター11席と最大10人の個室1室。同社と前店舗のオーナー同士が顔見知りだったこともあり、居ぬき物件を譲り受けてリノベーションした。

 店長兼料理長を務める小宮宏之さんは、料理人歴20年のベテラン。これまで恵比寿や埼玉県内の店舗などで腕を磨いてきた。ソムリエの井藤愛美(いとう)さんほか計3人で店舗を運営する。現在の客単価は4,000~5,000円。フードメニューの充実を図り、5,000~6,000円まで引き上げたい考え。

 「一押し」メニューは、イタリアの伝統的な詰めものパスタ「リードボーとポルチーニのアニョロッティ」(1,800円)。細かく刻んだ子牛のリードボーとマスカルポーネチーズ、食用キノコ「ポルチーニ」が入ったアニョロッティを、生クリームと牛のだしで作ったソースで煮込む。「ポルチーニの豊潤な香りと、溶けたマスカルポーネチーズや、リードボーの食感を楽しんでほしい」と小宮さん。

 ほかにも、北イタリア中心の郷土料理「仔牛(こうし)のコトレッタ ミラノ風カツレツ」(2,800円)や「骨付き仔羊のグリル ローズマリーの香り」(2,200円)などの肉料理、「種子島産 安納芋とグラナパダーノのインパデッラ」(700円)や「牛舌ときのこのインサルータ・カルデ」(1,200円)などの前菜も。

 小皿料理では「華味鳥のレバー ペースト」「旬のフルーツとパルマ産24ヵ月プロシュート」(以上600円)などを用意。パスタ料理は「じゃが芋のニョッキ エロス氏の4種のチーズソース」(1,400円)、「リングイーネ ズワイ蟹(かに)とトマトの軽いクレーマ」(1,600円)など(価格は全て税別)。

 「メニューに載っていないものでも作ることができるので、気軽に声を掛けてほしい」と小宮さん。ベジタリアンメニューにも対応する。

 ワインは、スパークリング2種類、白4種類、赤4種類を取りそろえる。

 小宮さんは「地元の方にふらっと気軽に入れる店を作っていくために努力していく」と話す。

 営業時間は17時30分~翌1時。日曜定休。全席禁煙。

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