三軒茶屋の「ワインバルLAPO」(世田谷区太子堂1、TEL03-5431-1441)で3月11日、東北復興支援イベント「おがれ東北!牡蠣小屋in三軒茶屋」が開催される。
今年で4回目。東日本大震災の被災地から仕入れた食材を、同店が地下に入るビルの1階部分で販売する。品目は松島産の焼きガキ(200円)と女川産の生ガキ、焼きホタテ(以上300円)のほか、スパークリングワイン「バルディビエゾ・ブリュット」(500円)など。
販売と並行して、地下の店内では2部制で立食形式のチャリティーパーティーを開催する。会費は男性4,400円、女性3,900円で、アルコールなどの飲食費とチャリティービンゴの参加費が含まれる。70人前後の集客を見込むが、店内のキャパシティーの関係上、第1部は子連れ客優先。会費を払うと1階の食材も食べることができる。
チャリティーで集まった義援金は、被災地である南三陸町に寄付する。2014年には5万1,261円、2015年は2万7,200円、2016年は8万876円が集まり、今年も2016年同様の額を見込む。
「東北魂!牡蠣小屋in三軒茶屋」だったこれまでのイベントタイトルを「おがれ東北!牡蠣小屋in三軒茶屋」へ変更した。イベントを主催する山形呼(よべる)さんは「BSフジで同タイトルの番組があったため混同されないようにした。被災地への応援の気持ちをさらに込めるため、『おがれ』を使った」と話す。「おがれ」とは東北弁で「大きくなれ」「育て」といった意味を持つ。
「規模は小さいが、活動を継続することで震災への思いをつないでいきたい。将来的には『目黒のさんま』に並ぶような、『三茶のチャリティー牡蠣イベント』として、より多くの人を巻き込んでいきたい」と山形さん。
1階での販売時間は12時~17時。チャリティーパーティーは、第1部(家族向け)=12時~14時、第2部(大人向け)=14時30分~17時。パーティーへの参加希望者は事前に電話(TEL 080-3502-4800)かメール(shantimdk@gmail.com)で申し込みが必要。