池尻大橋にカレー&おでんバル「KITCHEN 401」(世田谷区池尻3)がオープンして3カ月が過ぎた。
「カリー・ブラウン」(大阪府吹田市)の2号店として、1月8日にオープンした同店。店長の榎原貴志さんは「毎日食べられるカレーがコンセプト。ルーに小麦粉を使っていないため、胃もたれや喉の渇きを抑えられる。健康を意識して米は玄米を使っている」と話す。
「カリー・ブラウン」は、榎原さんの実家を改装して家族で切り盛りしてきた。「牛すじカレーは、大阪でも珍しがられたため手応えを感じた。東京の方が牛すじのインパクトがあると思った」と貴志さん。
カレーは、国産の牛すじからダシをとり、独自のスパイスで煮込んだあと3日間寝かせて熟成させる。おでんはバル形態の同店から始めたもので、築地などからタネを仕入れる。
メニューは、「牛すじカリー」(930円)、甘辛く煮た牛すじとこんにゃくをトッピングした「すじコンカリー」(950円)、マイルドな「バターチキンカリー」(980円)のカレー3種、「黒毛和牛の牛すじ」(380円)、「半熟たまご」(250円)、「おすすめ六種盛」(1,180円)などのおでん、飲み放題(90分 2,500円)などをそろえる。
主力メニューの「すじコンカリー」がテレビに取り上げられたことや、座敷席があるため、新規客や団体客の利用も多いという。榎原さんは「地下で入りづらいが、アットホームな雰囲気で営業しているので、気軽に足を運んでほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は18時~翌5時。