農業支援ベンチャーのビビッドガーデン(世田谷区太子堂1)が8月17日、オーガニック農作物のCtoC(個人から個人へ)プラットフォーム「食べチョク」を正式に公開した。
生産者と食に関心のある消費者をマッチングするサービス。同社の基準を満たすオーガニック農家が出品した野菜をサイト上で購入すると、収穫後に農家が直送する。中間業者を省くことで、農家と消費者の距離を縮め、安心安全な製品を訴求することが目的。最短で、朝採れ野菜がその日中に届く。
同サービスは、5月23日にベータ版を公開。今回の正式リリースに伴い、サイトデザインを一新し、商品検索を簡易化した。消費者が安心してサービスを利用できるよう、商品に痛みや不備があった場合には、同社が費用を全額負担するようにもした。
代表・秋元里奈さんはディー・エヌ・エー出身。ウェブサービスのディレクターやスマートフォンアプリの宣伝プロデューサーなどを経て、農業の課題を解決するために、2016年11月に同社を設立した。