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世田谷区郷土資料館で古地図展 明治~昭和期、世田谷の街の移り変わり紹介

世田谷区立郷土資料館新館の外観(画像:世田谷区)

世田谷区立郷土資料館新館の外観(画像:世田谷区)

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 世田谷区立郷土資料館(世田谷区世田谷1、TEL 03-3429-4237)新館で、企画展「地図でみる世田谷」が開催されている。

イベントのポスター

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 明治時代から昭和20年代までの世田谷エリアの住宅地図を通じ、街並みの変遷を紹介する同展。

 世田谷区立郷土資料館によると、江戸時代の世田谷エリアは江戸の都心部に住む人々に供給する雑穀や野菜を作る農村地帯だったが、近代国家成立に伴う政治・経済の一極集中により都市化の波に飲み込まれたという。

 明治中期以降、都心部にあった軍事施設や学校は広い敷地を求めて世田谷エリアに移転。関東大震災や電車軌道の敷設なども契機となり、人々が郊外へ移り住み、世田谷エリアは宅地造成の影響で農地が減少、現在ある住宅地へと姿を変えた。

 同館は「当企画を通じ、地域文化に対する関心をより一層深めていただければ」としています。

 開催時間は9時~17時。入場無料。月曜休館。12月3日まで。

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