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際コーポレーション、池尻大橋にとんかつ新店 茨城産芋豚を「厳選」一頭買い

甘みのある肉とまろやかな脂身が特徴の茨城県産「瑞穂芋豚」

甘みのある肉とまろやかな脂身が特徴の茨城県産「瑞穂芋豚」

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 池尻大橋に12月30日、とんかつ店「富士●(ふじき)」(●は「喜」の異体字で「七」が3つ、目黒区東山3、TEL 03-5773-4801)がオープンした。運営は「際コーポレーション」(同区)。

ロースと脂身が何層にもなる希少部位の「特選リブロース」

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 豚肉、パン粉、油など一つ一つの素材にこだわり、シンプルにとんかつのおいしさを追求した同店。茨城県産の特選銘柄「瑞穂芋豚」を一頭買いし、希少部位まで提供する。席数は26席。

 同社はこれまで、一頭買いした牛を焼肉店やステーキ店などで提供していたが、豚の一頭買いは初めての試み。一頭買いすることで、希少部位でもリーズナブルな価格に設定した。

 日本全国の豚肉から厳選したという「瑞穂芋豚」はサツマイモで育てているため、肉に甘みがあり、脂身もまろやかという。店長の阿部考さんは「肉の保水量も高く、火を入れても瑞々しい味わいが残るので、とんかつにぴったり」と話す。

 粗すぎず、細かすぎないパン粉や自家製ラード、牛脂、ごま油をブレンドした油など、豚肉以外にもこだわる。フルーツを煮込んだソースのほか、塩も用意し、阿部さんは「そのまま、塩、ソースと3分の1ずつで味わってほしい」という。

 メニューは、1頭から約1キロしか取れない希少な「特上厚切りヒレカツ」(1,300円~)、ロースと脂身が何層にもなる希少部位の「特選リブロース」(1,280円~)、「厚切りロースカツ」(1,380円~)、「希少部位赤身芯たまカツ」(1,380円~)、「粗挽き肉当店自慢のメンチカツ」(780円)など。すべてのメニューにご飯と豚汁、お漬物が付く。

 阿部さんは「一頭買いなので、さまざまな部位を食べ比べることもできる。カウンターと2階にはテーブル席があるので、お一人でも家族でも利用してほしい」と話す。

 営業時間は11時~22時30分。

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