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世田谷上町のテークアウト専門ギョーザ店が1周年 店主は元鉄道マン

モチモチとした、出来たての生ギョーザ

モチモチとした、出来たての生ギョーザ

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 上町の「ぎょうざの一福 世田谷上町店」(世田谷区世田谷2、TEL 03-5799-6099)が9月、リニューアル1周年を迎えた。

オーナーの岡本滋弥さん

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 同店は、生ギョーザのテークアウト専門店で、首都圏に6店舗をフランチャイズ展開している。世田谷上町店は2014年1月にオープンし、2016年6月に前任オーナーが営業から撤退し閉店。しかし、現オーナーの岡本滋弥さんが同年8月に京都から上京し、9月に営業を引き受けてリニューアルオープンした。

 岡本さんは鉄道会社出身。駅員や車掌、運転士などを経て、「いつかは自分のビジネスを」と2016年7月末に16年間の鉄道マン生活を卒業し、独立した。

 提供メニューは、国産野菜をたっぷり使ったあっさりした味付けの「一福」(20個600円~)と、シソの葉を刻んだ「しその葉」、肉の使用量が2倍でニンニクを効かせた「こく旨(うま)」、同じく肉量が2倍でニンニク未使用の「肉極み」(以上、20個740円~)の4種類。

 幅広い年代が食べやすいように一口サイズにし、皮は弾力のある特注皮を使用。具材のキャベツを仕込む際には、甘みを増すために水温調整を工夫したり、水抜きに使う塩をミネラル豊富な天然塩に変えたりしているという。

 ギョーザを焼いた状態で販売しないのは、「食卓で焼きたてを食べてほしい」という思いから。来店客には調理方法を書いたポイントカードを進呈し、調理方法もレクチャーしている。

 月商は150万円を見込む。岡本さんは「スタッフ一同、地域に愛される店舗作りを進めていきたい。お店を引き受けて以来、手作りのチラシや、スタッフへの接客指導などの効果も少しずつ現れている」と話す。「接客では家族的で『余計な一言』を添えるという温かみを追求している」とも。

 営業時間は、11時~20時。

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