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三軒茶屋のデザイン事務所がフリースペース開放 アート系から親子イベントまで歓迎

無料開放されているスペース「たいしどうベース」。広さは約6畳。

無料開放されているスペース「たいしどうベース」。広さは約6畳。

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 戸建てやマンションのリノベーションなどを手掛ける「M&D associates.」(世田谷区太子堂2、TEL 050-5889-2656)が現在、自社オフィス内のスペースを無料開放している。

1歳の愛娘・心花(このか)ちゃんを肩車する石原さん

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 スペースの名前は「たいしどうベース」で、広さは約6畳。机1台と、椅子6脚やソファ3台を置くことができ、大人6~7人が入ることができる。完全禁煙。これまで、食事会や誕生日会などに利用されてきた。

 同社社長の石原和拓さんは世田谷区野沢の出身。5年前に独立し、2017年4月から現在の場所にオフィスを構えている。3年前からアイデアを温めていたという。

 「出会ったことのない人と関わりたかったし、地域の活気に一役立てればと思った」と石原さん。目指すのは「昔の駄菓子屋」のような入りやすさ。「子育て世代から年配者まで、これからの社会を作ってゆく上で、各世代を理解する場が必要と感じている。昔の駄菓子屋的なスペースをどうやって現代に合った形で、人々の生活に組み込んでいけるか。これは実験であり、投資でもある」とも。

 石原さんが現在想定するスペースの用途は、生け花の展示や教室、クラフト教室、写真の展示会、子どもや母親、年配者が楽しめる場所など。「ほかにもこんなイベントをやりたいと考えている人は、直接連絡してほしい」と話す。

 利用時間は9時~20時(応相談)。要事前予約。

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