桜新町のコーヒー専門店「815 Coffee Stand」（世田谷区弦巻4、TEL 03-5799-4454）が12月、オープン2カ月を迎える。店舗面積は25坪。

NYの倉庫をイメージした内装。

　「コーヒー1杯で長居してもらえるお店をつくりたい」という思いからオープンした同店。コンセプトは「家族、友達、1人で来ても、ほっと笑顔になれる。時間を共有できる空間」。現役カメラマンでもある曽根将樹さんがオーナーを務める。一目ぼれしたという内観は、もともとの倉庫を生かした高い天井にNYの倉庫のような雰囲気が特徴。女性らしさを出すために花柄の壁や店内を白色にし、2・3階は自身のクリエーティブワークも並行して行えるように撮影スタジオとして営業する。入り口にスロープ、店内にはベビーチェアなども用意し、客層は子ども連れの主婦や年配者など幅広い。

　ドリンクメニューは「815ラテ」（626円）、オーナーおすすめの「きな粉ラテ」（680円）や「デカフェ」 （540円）を提供する。「ラテは一番に飲んでいただきたいオススメのメニュー。場所柄小さなお子さま連れの家族で来店いただくことも多いため、ココアやアイスクリームなどのメニューも用意している」と曽根さん。フードメニューは、食感が珍しい「ブルーベリー×クリームチーズスコーン」（388円）などを用意する。　

　展望について「来年からスタジオを生かし、さまざまなワークショップを発信できる場所、地域の人たちが集まる場所を目指す」と曽根さん。「ワークショップをやりながら、さまざまな人とコミュニケーションを取っていきたい。コーヒーから広がる輪を大切に探し、お客さまがくつろげる空間と感動してもらえるものを提供していけたら」と意気込みを語る。

　営業時間は9時～18時。水曜定休。