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三茶にフレンチカフェ「ル・プリュース」-ワインショップ、デリカテッセンも

押野さんおすすめメニューの『ロティサリーチキン』(1羽2,800円)

押野さんおすすめメニューの『ロティサリーチキン』(1羽2,800円)

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 三宿に10月2日、フレンチの総菜やワインなども販売するカフェレストラン「Le Plus (ル・プリュース)三宿」(世田谷区三宿1、TEL 03-6450-8100)がオープンした。

店内商品。

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 「自分が欲しい店をつくった」と話すのは、代表兼エグゼクティブシェフの押野健一さん。「共働きで忙しかったり、小さない子どもがいて外食に行きづらかったり、食事の準備に時間をかけたくなかったりするが健康・安全を考えたい。コンビニやスーパーでは物足りなく、料理、ワイン、パン、チーズ、デザートを一つの店で済ませたい」という思いから開いたという。

 店舗面積は1階と地下1階の2フロア合わせて35坪。コンセプトは「大切な人と食べたいフレンチ」で、有機野菜や自然に育てた鶏を中心に可能な限りケミカルなものを省いたメニューをそろえる。1階では、ワインショップ・セレクトショップを備えるほか、フレンチの総菜・スイーツ・焼きたてパン・ロティサリーなどを販売。地下1階は、イートインスペース・カフェ・レストランとしての利用も可能。1階で購入したものを持ち込むこともでき、ワインなどは常に提供。カフェタイムは、パフェやデザート、ディナータイムは専用のメニューも提供する。

 料理について、押野さんは「通常の鶏に与えられる抗生物質などを与えず、薩摩の自然で育てた悠然鶏を使い、15種類の調味料をブレンドして作ったスパイスで丸一日マリネする。その後、専用オーブンでゆっくり1時間近くかけて焼き上げた『ロティサリーチキン』(1羽2,800円)がおすすめ」と話す。

 ドリンクについては、「その場で、たるから瓶詰めしてお渡しする『生ワイン(赤・白、500cc、1,500円、300円の瓶代込み)』が人気。空になった瓶を持ってきてもらえれば1,200円で提供。保存料などをほとんど使っていないため、瓶詰めできずにステンレスタンクから注いで提供する」とも。

 そのほか、「『ケーク アニュレール』(各種350円)は、今までこだわりのあったケーキを1人用の小さなサイズで作った。通常はホール売りや切られて販売されているが、手間はかかっても、あえて小さいサイズで用意している。常時6種類あるので、いろいろな味を試し、家族や友人と交換して楽しんでほしい」と押野さん。

 今後については、「食事の準備の時間がない時などの日常や、ホームパーティーなどの集まりがある時に活用していただき、皆さんの生活に溶け込めたらうれしい。食卓に彩りを添えられるような料理を提供したい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~翌2時(イートインは23時まで)。

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