食べる 暮らす・働く

真冬の三軒茶屋に「かき氷」喫茶-かき氷マニアの女性が出店

有田みかんシロップをかけた「和歌山みかん」(700円)。プラス100円で練乳トッピングも

有田みかんシロップをかけた「和歌山みかん」(700円)。プラス100円で練乳トッピングも

  • 0

  •  

 三軒茶屋に2月1日、かき氷喫茶「バンパク」(世田谷区太子堂4)がオープンした。

シロップはすべて手づくり。「ヨーグルトミルクにミックスベリー」(800円)。

[広告]

 店舗面積は9坪で、席数は14席。夜間に営業するバー「マボロシ」の昼間の時間を借りて出店した同店。店主の伏野亜紀さんは和歌山出身で、フリーのスタイリスト。「小さいころから、かき氷をよく食べていた。かき氷屋さんを巡って月数万円はかき氷を食べることに費やしてきた」というほどのかき氷好きが高じて出店した。

 「大好きな地元をPRしたいと思い、食材はなるべく和歌山から直接取り寄せている。ミカン以外にも、キウイや桃やアボカドなどフルーツが豊富にとれるので、かき氷のシロップ作りに適している」という。

 伏野さんはスタイリストの仕事で体調を崩してしまった経験もあり、「かき氷屋さんはおばあちゃんが営んでいるイメージから、長く続けていける仕事だと考えた。しかも好きなことで地元をアピールすることができるなんてすてきだと思い開業を決意した」と話す。

 真冬のオープンについては、「かき氷屋さんに聞いたところ、気温が30度を超えると普段食べない人もかき氷を食べると聞いた。飲食店未経験ということもあり、のんびりとスタートできる冬にオープンした」と伏野さん。

 かき氷は純氷を丁寧に削り、シロップや練乳は全て手作り。現在は和歌山県産の有田みかんを使った「和歌山みかん」をメーンに、「和歌山無農薬ほうじ茶」(以上700円)、「和歌山無農薬ほうじ茶ミルク」(750円)、「ヨーグルトミルクにミックスベリー」「かぼちゃミルク」「いちご」(以上800円)、「いちごミルク」(850円)など季節によってメニューが異なる。そのほか、ホットドリンクの「和歌山無農薬ほうじ茶」「和歌山無農薬紅茶」(以上400円)なども提供する。

 「味はもちろん、フワフワの食感と、かわいい見た目、出てきたときに楽しくなるようなかき氷を作っていきたい」と意気込む。

 営業時間は12時~18時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース