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三宿に自家焙煎のカフェバー、自社農園で採れたコーヒー提供

アレンジメント・コーヒー「ハワイアンサンライズ」(650円)

アレンジメント・コーヒー「ハワイアンサンライズ」(650円)

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 三宿に2月1日、自家焙煎のカフェバー「World Coffee Ambassador red-clover」(世田谷区池尻3、TEL 03-6453-4245)がオープンした。

太陽がいっぱいに差し込む、開放的な店内

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 三軒茶屋のコーヒー豆屋「三軒茶屋珈琲 red-clover」(同区)の姉妹店となる同店。マネジャーの木村徹さんは「20歳の時、旅行先のグアテマラで暴漢に教われた所を助けてくれたのが、偶然通りかかったコーヒー農園の経営者だった。現地では農園を見せてもらい、赤い果実が茶色いコーヒー豆になっていく過程にロマンを感じた」と開店のきっかけを明かす。

 コーヒー作りに興味を持った木村さんはその後、サラリーマン生活を経て2009年に「red-clover」(同区)を開店。コーヒー愛が高じ、ニカラグアにコーヒー農園も購入した。同店では、同農園で採れたコーヒー豆で入れた「薔薇(ばら)色の人生」「ブラッディワイン」(以上、500円)や、同コーヒー豆の販売(100グラム=680円、200グラム=1,180円)なども行う。

 店名の「Ambassador(大使館)」にちなんで、世界各国の飲み方を楽しめるアレンジメント・コーヒーも楽しめる。たっぷりの生クリームをトッピングした、ウィーン方式の「アインシュペンナー」、アラブ風にスパイスを効かせた「シンドバッド」、アフリカで愛されているバター入りコーヒー「バタートフィー」など全12種(各650円)をそろえ、キャラメル、チョコバナナ、ベーコンエッグなど、8種類のフレーバーから選べるワッフル(各880円)など軽食も用意する。

 木村さんは 「日本のカフェで使われているコーヒー豆は、大手商社が買い付けているものがほとんど。大手商社が見過ごしている無名の農園でも、良い豆を生産しているところはたくさんある。そういう豆をもっと日本に広めていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~翌2時。

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