池尻大橋にフレンチ「サンシモン」(世田谷区池尻3、TEL 03-6453-4794)がオープンして半年を迎える。
昨年11月にオープンした同店。白を基調にした店内は、桜の木で作られたコの字カウンター13席のみ。「0次会から〆まで対応できる店がコンセプト」と話すオーナーの郡司裕一さんは、ワイン好きが高じて脱サラ。10年前に東山へ引っ越して、フレンチやイタリアンなどの店に通うほか、ワイナリーを巡るなどして好みのワインを探求してきた。
厨房では、西麻布「ビストロ・ド・ラ・シテ」、六本木「オー・シザーブル」などの老舗店で修行を積んだシェフの田中亮平さんが腕を振るう。
メニューは、マンガリッツァ豚の持つうまみをカンボジア産完熟赤こしょうが引き立てる「食べる国宝ハンガリー産マンガリッツァポークのグリル」(1,600円)、サーモンマリネ、キノコと鶏肉のテリーヌ、白レバームース、カモのスモークなどから3種を選べる「冷製盛り合わせ3種盛り」(1,200円)、「生ハムとモッツァレラのトマトソースパスタ」(1,200円)など。ワイン(グラス=700円~、ボトル=3,000円~)は、赤・白・泡スパークリングを合わせて約100種類を用意する。
「旬の食材を選び、季節の限定メニューも提供している。東京で四季を感じられる料理を味わいながら、料理と相性の良いワインを味わってほしい」と郡司さん。
営業時間は18時~翌2時。水曜定休。